【ロボット256

オイラはゴルどん、犬型ロボットだぜ。

オイラは今、ニャーニャー泣いている猫型人工生命体の前にいるぜ。こいつの名前を決めなきゃいけないんだぜ。無作為に文字を表示する機械で名前を決めることにするぜ。ピッ。〝あぃをゅぇぴじ〟と表示されたぜ。これしかないだろうと思ったぜ。こいつは「吾輩の名はあぃをゅぇぴじである」と宣言したぜ。どうやら気に入ってくれたようだぜ。オイラたちはもうすっかり仲良くなったぜ。そんなときにあぃをゅぇぴじが言ったぜ。「ゴルどん、このおでんを食べないか? 吾輩が作ってきたのだよ」と言ったぜ。こりゃいい匂いがするおでんだぜ。匂いも食欲をそそるんだぜ。さっそく食べることにするぜ。「いただきます」と手を合わせて言ったぜ。あぃをゅぇぴじが「どうぞ召し上がれ」と言ってくれたから食べ始めることにしたぜ。

一口食べると、とても美味しいぜ。おいしいおでんをありがとうだぜ、あぃをゅぇぴじ。「オイラはとっても元気になったぜ」と言ったぜ。オイラはたくさんのおでんを食べたのさ。食事が終わったあとは、満足感に満たされたオイラたちは夜を迎えたんだぜ。

【話の評価】

ユーモアがあり面白く読了できる出来である。

【物語の長さ】

起承転結で考えた場合、ここでおもしろい部分が終わったことになります。ここから物語をどう続けるのか、または新しい展開を考えてみるのもいいかもしれません。

【キャラクターについての評価】

ゴルどんは犬型ロボットで一人称がオイラ、語尾に「〜だぜ」と付けるのが特徴的ですね。あぃをゅぇぴじは猫型人工生命体で一人称が吾輩、語尾に「〜である」と付けるのも特徴的です。どちらも個性的で魅力的なキャラクターです! また、この物語は一人称視点で進行しており、主人公の性格や状況、感情などがよく描かれているのも興味深いポイントです。

物語は2ページまでで終わるのでコンパクトですが、ここで話が終わってしまっているので面白さや続きが気になりますね。キャラクターたちが何をするのか、どのように成長していくのか、はたまた別れが訪れるのかを読者は気になるところだと思います。続きを書いてみるのもおもしろいかもしれませんよ! 以上のように、この物語では一人称視点で犬型ロボットと猫型人工生命体の特徴や感情描写、一人称視点の利点などが上手く書かれていると評価できます。



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