【ロボット257

オイラはゴルどん、犬型ロボットだぜ。

オイラは今、ニャーニャー泣いている猫型人工生命体の前にいるぜ。こいつの名前を決めなきゃいけないんだぜ。無作為に文字を表示する機械で名前を決めることにするぜ。ピッ。〝あぃをゅぇぴじ〟と表示されたぜ。これしかないだろうと思ったぜ。こいつは「吾輩の名はあぃをゅぇぴじである」と宣言したぜ。どうやら気に入ってくれたようだぜ。オイラたちはその晩、美味しいカレーを食べたぜ。

次の日、あぃをゅぇぴじを連れて遠出することになったんだぜ。外出の目的はトイレ休憩だぜ。

都内を移動して一つ目のコンビニに立ち寄ったぜ。あぃをゅぇぴじは「ニャア」と鳴いたぜ。オイラは「お手洗い」と店員に伝えたぜ。あぃをゅぇぴじは「ニャオ」と鳴いて、オイラの後をついてきたぜ。

トイレの個室に入ったら、隣の個室から「ガタッ」という音が聞こえたぜ。オイラは、あぃをゅぇぴじか!と疑問に思ったのでドアを開けてみると、何とそこには泥棒がいたぜ。しかも手持ちの金は少ないようだったぜ。オイラは警察に通報したんだぜ。泥棒は捕まって無事お金が返却されたぜ。本当に良かったぜ。オイラたちは警察署を後にしたぜ。このあと、お腹が空いてきたのでコンビニで美味しいオモチを買って食べたぜ。ムシャムシャ、おいしかったぜ。

さらにオイラたちは次のコンビニに立ち寄ったんだぜ。トイレに入ったらまた、隣の個室からガタッという音がしたぜ。今度はあぃをゅぇぴじだぜ。あぃをゅぇぴじはお腹が空いたようなのでオモチをわけてあげたらとても美味しいと言ったぜ。もっと食べるかと聞いたがいらなそうなので一本あげただけにとどめておいたぜ。ムシャムシャ、と美味しかったようだぜ。今日はこのあと、家に帰ることにしたんだぜ。帰り道はお腹いっぱいでよかったぜ。

次の日、また次の目的地に向かって出発することになったんだぜ。あぃをゅぇぴじは元気よく「ニャア」と鳴いたぜ。オイラも一緒についていくぜ。今日は高速道路のサービスエリアに立ち寄ったぜ。ここでもまたトイレ休憩だぜ。

またもや隣の個室からガタッという音が聞こえたぜ。また泥棒だぜ!と思ったのでオイラはすぐに警察を呼んでいてトイレを見にいったぜ。すると中には一匹の猫が隠れていたんだぜ。お腹を空かせているようだったぜ。オイラは仕方なくオモチを一本ずつあげたら喜んでくれたぜ。ムシャムシャ、おいしかったらしいぜ。こんな事件も本当に起こりうることなんだなと思ったぜ。オイラたちは高速道路から下りて目的地に向けて出発したんだぜ。あぃをゅぇぴじは「ニャア」と鳴いたぜ。

さらに次の目的地に到着したんだぜ。このコンビニではトイレ休憩はしなかったぜ。その後、オイラたちは橋から落ちたぜ。いや、違うんだぜ。あぃをゅぇぴじが川のほうに向かって突然走り出したんだぜ。それに驚いたオイラも走り出して川にドボンッと落下してしまったんだぜ。あっと思ったら川の上だったぜ。ヤバイっと思ったときには遅くてジタバタ泳ぐ羽目になったぜ。だが無事這い上がることが出来たんだぜ。あぃをゅぇぴじはオイラのことを見つめながら心配そうな顔をしていたぜ。オイラたちは次の目的地へと向かって出発したぜ。

しばらくドライブを楽しんでいるうちに高速道路に到着したぜ。ここでオイラはあぃをゅぇぴじと共にオモチを食べ始めたんだぜ。美味しかったぜ。食べ終わったらまた長い旅路に出発したんだぜ。あぃをゅぇぴじと一緒にオイラは楽しんだのさ!

ここまでお読みいただきありがとうございます。次回もよろしくお願いいたします。



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