【ロボット47

オイラはゴルどん、犬型ロボットだぜ。

オイラは今、ニャーニャー泣いている猫型人工生命体の前にいるぜ。こいつの名前を決めなきゃいけないんだぜ。無作為に文字を表示する機械で名前を決めることにするぜ。ピッ。〝あぃをゅぇぴじ〟と表示されたぜ。これしかないだろうと思ったぜ。こいつは「吾輩の名はあぃをゅぇぴじである」と宣言したぜ。どうやら気に入ってくれたようだぜ。次に、オイラとあぃをゅぇぴじの仲間を紹介するぜ。紹介が終わってから、仲間みんなでゴルフというスポーツやサッカーという競技を行なったんだぜ。大勢で遊ぶのはとても楽しかったぜ。さらに、ピーティくんの冒険も聞くことができたぜ。刺激的でエキサイティングだったぜ。最後に、遊園地に行って遊んだことを書いたんだぜ。ニャーンという名前のジェットコースターが面白かったんだぜ。また遊びに行きたいと思ってるんだぜ。

おお、いいね! とオイラは思ったぜ。さすがだぜ。じゃあ、こんな感じで続きで書けばいいな。

オイラとあぃをゅぇぴじは共にゴルフやサッカー、それに遊園地という遊びをして楽しんだんだ。そのうち、あぃをゅぇぴじがサッカーに夢中になってしまうんだぜ。それから……そうそう、思い出したぜ。猫型人工生命体ニャーンの研究は順調に進んでいて、実用化に向けて進んでるんだ。そして、ついにニャーンが完成して、正式にその販売が決定したんだぜ。それからのあぃをゅぇぴじは忙しくなったようだぜ。仕事中でも机に向かったままウトウトしていたりして大変だったと思うぜ。そんな時、あぃをゅぇぴじは新しい冒険を求めて旅に出ることを決めたようだぜ。行き先はどこだい? 君たちが暮らす地球とは違う世界のお話さ。

あぃをゅぇぴじはその惑星に降り立ったんだ。そこにはとても不思議な生物たちが暮らしているようだった。その惑星であぃをゅぇぴじは新しい友人に出会ったようだぜ。さて、そのお友達の名前は? ピッ。〝クーティー〟と表示されたぜ。どうやら、クーティーという生物が仲良く暮らしていたようだぜ。それから何か面白いことは起こったのかな? ある日、あぃをゅぇぴじが散歩に出かけようとしていた時、後ろからクーティーが飛び乗ったそうだぜ。すると、あぃをゅぇぴじは倒れてしまったんだぜ。驚いたクーティーは逃げてしまったそうで、なんとか起き上がったけれど悲しかったんだね。そのまま立ちすくんでいるうちに眠ってしまったそうだ。翌朝起きたらとても疲れていたんだって。それでもあぃをゅぇぴじは仕事を休まなかったぜ。そして、いつものように職場へ向かったんだけど、途中で倒れちゃったんだそうだ。お医者さんはこう告げたそうだ。「過労ですな」

もし続きがあったらよろしくだぜ。

(編集後記:倒れたあぃをゅぇぴじは精密検査に回されたんだけど、どうやら心配はいらないみたいだったから安心したぜ。ただ、心電図とか血圧検査の結果が出揃うまで待っておくよう言われたようで、数日にわたって待っている間にまた別の小説を思いついてしまったぜ。このままあぃをゅぇぴじを待ち続けるよりも新しい冒険をした方がいいと思ったし、あぃをゅぇぴじも賛成したぜ。というわけで、これから紹介する小説を書くことにしたんだ)



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